2006年08月29日
インプレ ~SHAPE SP6001UL~
記念すべき(?)タックルインプレの第一弾は勿論メインロッドであるStudio Minegishi(工房峰岸)さん所のシェイプです。
写真上
StudioMinegishi SHAPE SP6001UL
メーカー説明は上記URLにてご確認を。
インプレって言っても平凡アングラーである私の感想ですので参考程度に。
かなりの長文です。それだけ思いいれがあるって事でもありますけどね。
こんだけ長いインプレは最初で最後なのは間違いなし!
それでは興味のある方、どうぞ。
StudioMinegishi SHAPE SP6001UL
メーカー説明は上記URLにてご確認を。
インプレって言っても平凡アングラーである私の感想ですので参考程度に。
かなりの長文です。それだけ思いいれがあるって事でもありますけどね。
こんだけ長いインプレは最初で最後なのは間違いなし!
それでは興味のある方、どうぞ。
見た目
購入時の重要なファクターと思われます。
はっきりいって私もここが1番悩みました(笑)
そうです、私には格好良く見えなかったのです。
BASSっぽい気がして...
特にグリップ部分!素気ないし、EVAだし、妙に長いし。(※注1)
TROUTっていったらコルクグリップ+ウッドシート+金飾りが最高と思ってましたから(笑)
今では逆に格好良く感じます。これって愛着なんでしょうね。
とにかく軽い
ロッド単体で手にした際は正に感動に値する軽さ。
計測した事は無いので自重は判りませんが感覚としてはアイビーラインさんのSynchronizer 6' 00"(カタログ値:64g)に近いと思います。
私が所有しているUFMウエダさんのTS-62UL(カタログ値:55g)よりは全然軽く感じます。
ブランクス素材の違いがあるし、ロッド単体で釣りをする訳では無いのであくまで参考値レベルですがね。
感度抜群
ロッドの軽さと硬さの恩恵なのでしょう。納得の感度です。
ワンピース
管釣ロッドでは少数派の1ピースです。
結構避けられている要因でもあると思うのですが、BASSをやっていた私にはデメリットとは思いません。
釣途中にティップ側がすっ飛んでいく事も無いし、ジョイント部分からの異音も無い1ピースって好きです。結局、他の2ピースロッドを併用する際も繋いだ状態で移動してたりするので...
今後、他のロッドを探す事になったとしても"1ピース"ってかなり重要な要因です。
ルアーの操作性
ティップに適度な張りがある(ブレが無い)為操作性はバツグンです。
クランクに関しては後発のTRUSTの方が良い感じはします。
キャスティング性能
気持ち良いのは1.7g~2.3g。
私はピリカー(ヤリエ:ピリカモア好き)なので07や10を多用しますが、1g以下の飛距離は望めません。この手(廻天等)のロッドでは仕方の無い事と諦めています。
と言っても実用十分な距離です。
クランクをロングキャストする際はもちょっと投げ方に工夫が必要。(クラピー等)
ロッドに張りがある為、「シュッ」って投げれそうですがそれだと飛距離は望めません。
ベリーから下だけを1本の竿だと思って割りとゆっくり目に投げれば解決します。
逆にロングキャストを必要としない場合はベリーから上を意識して手首で投げれば手返し良し!
使用リールですがライントラブルを克服できるのならばSHIMANO1000番がお勧め。
バットガイドがT-ATSG20J(?)が装着されていますのでDAIWAの2004番サイズよりもラインの出がスムーズです。軽量ルアー使用時や硬めのラインを使用する場合は特に感じます。
※SHIMANO1000番は「軽量ルアーや硬めのライン」が苦手だと思いますがテクのある方はぜひ!
フッキング性能
このロッドの優位性の1つと思います。
廻天なんかだと「グリップを握りこむ」動作で初期フッキングが行えるのに対して、SHAPEの場合は+ワンアクションが必要。
「魚に違和感を与えない繊細なティップ」では無い(笑)ので速攻アワセが必要です。
バンバンはじかれるか?と言ったらベリーがとっても良い仕事をしてくれるので最低限の間合いはSHAPEが確保してくれます。
あとは釣り人の問題!練習あるのみ!
ランディング性能
使い始めた当初はバラシが多かったです。慣れといった次元ではなく...
・バイトに対して即アワセを行っているので浅掛かりが多い
→これはメリットでもあるの釣り人側で対処しましょう。
・バットが強いのを忘れてロッドを立て過ぎてしまう
→従来の軟竿だとバット部分も柔軟に魚に対して追従してくれますが、そのキャパは広く無いです。
対処方法は水面に対して30°(雰囲気です...笑)で魚をいなす事で激減します。
大きめの魚には他のロッドと比べて優位性を感じます。
グリップ
※注1ではマイナス要因だったのですが、この長さは絶妙!
ルアーの操作、ランディングの際にかなり疲労を軽減してくれます。
太さは実寸24mmと細グリップ仕様です。
これもロッド単体としては大好きですけど...(※注2)
リールシート
DAIWAでもSHIMANOでも問題なく装着可能。
フード部分はプラスチックなのでリールフットにも傷がつきません。
ATガイド仕様
ATの8個セッティングです。
TOP部分が小さ過ぎると冬場の凍結が煩わしいですが激小ってわけではありません。
1年弱使用しましたが先日の鹿島槍釣行にてバット側2個のガイド足が微妙に剥離しました。
推定600匹捕獲すればしゃーない事と諦めてますけど...
修理前に発症すれば同時に直したのにタイミング悪っ。
使用ラインのキャパが広い
柔らかいラインだとNGって軟竿や硬いラインだとNGって硬竿がありますがSHAPEはキャパが広いです。
柔らかい「イマージュ プレミアムソフト2.5lb」を使用すれば乗せ性能がUPします。
「クレハ R18フロロリミテッド2.5lb」でボトムやれば感度ビンビンなのに劇的に"バレ"や"ハジキ"が多くなるかと言うと、そんな事ありませんし。
私は「ユニチカ シルバースレッド アイキャッチ2.5lb」を多用してます(安いからですけど)
苦手な事①
「軽い魚の高速バイト→即ジャンプ」みたいに釣り人側に主導権を与えて貰えないような時。
もー諦めてます(笑)
苦手な事②
なんて言うんでしょうか?「じゃれつく」ようなバイト。
繊細なティップで「絡みつく」ように魚の口のどこかにフックを「置く」事が出来るロッドには適いません。これも諦めてます。サブロッドに持ち替えてしまいます(笑)
苦手な事③
ランディング時の急転・ジャンプなど。
どのロッドでも得意じゃないと思いますが張りがあるロッドだけに軟竿よりも注意が必要。
フッキング~ランディング迄、常に主導権を握る事を心がけましょう!
あまり強気にやり過ぎると口切れしちゃいますけど...
苦手な事④
このロッドの優位性である"軽さ"で問題が...
他のサブロッドの選択が難しいって事と併せるリールの選択が。
釣をしていて他のロッドに持ち替えた時の違和感が大きいのです。(凄く重く感じる)
グリップも同タイプの物って少ないのです。
リールもある程度軽量の物を使用しないとバランスが手元に来過ぎてしまう感が。
私はSHAPEの為に「DAIWA EXIST」を奢ってしまいました(笑)
このタックルバランスは大満足ですけど財布の中身が...よって苦手な事とします。
※注2のグリップの細さも他のロッドと併用する時に問題があります。
24mmって結構細い方であまりないのようです。(廻天なんかも24mm)
TRUSTも27mm仕様(ジャクソン3兄弟と同じ)なので持ち替え時の違和感が...
≪総評 ~ 掛け? 乗せ? ~≫
廻天よりはマイルドですが「掛け」の分類に入るでしょう。
キャスティング・フッキング・ランディングのどれにも共通する事ですがベリーを意識する事がこの竿と仲良く付き合うコツと感じています。
私はトーナメントに出たりしてますが「1匹とのやり取りを大切したい!」ってな釣行の時でもSHAPEを選択してます。要は「自分から仕掛ける事が出来る」、「主導権を握れる」って事が好きなんでしょうね。
どのロッドにも得手不得手があると思いますが私の管釣シーンでは"得手"の部分が圧倒的です。
コストパフォーマンスを無視したインプレでしたがそこを考慮したら更に+ですね。
溺愛してます、シェイプ SHAPE。
おまけ
リール装着時のバランスです。
何の意味があるのか?ですが雑誌などで見かけるのでどうぞ。
①DAIWA EXIST2004(180g)
ゼロバランスって感じがします。
②SHIMANO旧ツインパワー1000(210g)
ロッドポジションが上向きでブランクスが軽く感じます。
<検索Key>
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
購入時の重要なファクターと思われます。
はっきりいって私もここが1番悩みました(笑)
そうです、私には格好良く見えなかったのです。
BASSっぽい気がして...
特にグリップ部分!素気ないし、EVAだし、妙に長いし。(※注1)
TROUTっていったらコルクグリップ+ウッドシート+金飾りが最高と思ってましたから(笑)
今では逆に格好良く感じます。これって愛着なんでしょうね。
とにかく軽い
ロッド単体で手にした際は正に感動に値する軽さ。
計測した事は無いので自重は判りませんが感覚としてはアイビーラインさんのSynchronizer 6' 00"(カタログ値:64g)に近いと思います。
私が所有しているUFMウエダさんのTS-62UL(カタログ値:55g)よりは全然軽く感じます。
ブランクス素材の違いがあるし、ロッド単体で釣りをする訳では無いのであくまで参考値レベルですがね。
感度抜群
ロッドの軽さと硬さの恩恵なのでしょう。納得の感度です。
ワンピース
管釣ロッドでは少数派の1ピースです。
結構避けられている要因でもあると思うのですが、BASSをやっていた私にはデメリットとは思いません。
釣途中にティップ側がすっ飛んでいく事も無いし、ジョイント部分からの異音も無い1ピースって好きです。結局、他の2ピースロッドを併用する際も繋いだ状態で移動してたりするので...
今後、他のロッドを探す事になったとしても"1ピース"ってかなり重要な要因です。
ルアーの操作性
ティップに適度な張りがある(ブレが無い)為操作性はバツグンです。
クランクに関しては後発のTRUSTの方が良い感じはします。
キャスティング性能
気持ち良いのは1.7g~2.3g。
私はピリカー(ヤリエ:ピリカモア好き)なので07や10を多用しますが、1g以下の飛距離は望めません。この手(廻天等)のロッドでは仕方の無い事と諦めています。
と言っても実用十分な距離です。
クランクをロングキャストする際はもちょっと投げ方に工夫が必要。(クラピー等)
ロッドに張りがある為、「シュッ」って投げれそうですがそれだと飛距離は望めません。
ベリーから下だけを1本の竿だと思って割りとゆっくり目に投げれば解決します。
逆にロングキャストを必要としない場合はベリーから上を意識して手首で投げれば手返し良し!
使用リールですがライントラブルを克服できるのならばSHIMANO1000番がお勧め。
バットガイドがT-ATSG20J(?)が装着されていますのでDAIWAの2004番サイズよりもラインの出がスムーズです。軽量ルアー使用時や硬めのラインを使用する場合は特に感じます。
※SHIMANO1000番は「軽量ルアーや硬めのライン」が苦手だと思いますがテクのある方はぜひ!
フッキング性能
このロッドの優位性の1つと思います。
廻天なんかだと「グリップを握りこむ」動作で初期フッキングが行えるのに対して、SHAPEの場合は+ワンアクションが必要。
「魚に違和感を与えない繊細なティップ」では無い(笑)ので速攻アワセが必要です。
バンバンはじかれるか?と言ったらベリーがとっても良い仕事をしてくれるので最低限の間合いはSHAPEが確保してくれます。
あとは釣り人の問題!練習あるのみ!
ランディング性能
使い始めた当初はバラシが多かったです。慣れといった次元ではなく...
・バイトに対して即アワセを行っているので浅掛かりが多い
→これはメリットでもあるの釣り人側で対処しましょう。
・バットが強いのを忘れてロッドを立て過ぎてしまう
→従来の軟竿だとバット部分も柔軟に魚に対して追従してくれますが、そのキャパは広く無いです。
対処方法は水面に対して30°(雰囲気です...笑)で魚をいなす事で激減します。
大きめの魚には他のロッドと比べて優位性を感じます。
グリップ
※注1ではマイナス要因だったのですが、この長さは絶妙!
ルアーの操作、ランディングの際にかなり疲労を軽減してくれます。
太さは実寸24mmと細グリップ仕様です。
これもロッド単体としては大好きですけど...(※注2)
リールシート
DAIWAでもSHIMANOでも問題なく装着可能。
フード部分はプラスチックなのでリールフットにも傷がつきません。
ATガイド仕様
ATの8個セッティングです。
TOP部分が小さ過ぎると冬場の凍結が煩わしいですが激小ってわけではありません。
1年弱使用しましたが先日の鹿島槍釣行にてバット側2個のガイド足が微妙に剥離しました。
推定600匹捕獲すればしゃーない事と諦めてますけど...
修理前に発症すれば同時に直したのにタイミング悪っ。
使用ラインのキャパが広い
柔らかいラインだとNGって軟竿や硬いラインだとNGって硬竿がありますがSHAPEはキャパが広いです。
柔らかい「イマージュ プレミアムソフト2.5lb」を使用すれば乗せ性能がUPします。
「クレハ R18フロロリミテッド2.5lb」でボトムやれば感度ビンビンなのに劇的に"バレ"や"ハジキ"が多くなるかと言うと、そんな事ありませんし。
私は「ユニチカ シルバースレッド アイキャッチ2.5lb」を多用してます(安いからですけど)
苦手な事①
「軽い魚の高速バイト→即ジャンプ」みたいに釣り人側に主導権を与えて貰えないような時。
もー諦めてます(笑)
苦手な事②
なんて言うんでしょうか?「じゃれつく」ようなバイト。
繊細なティップで「絡みつく」ように魚の口のどこかにフックを「置く」事が出来るロッドには適いません。これも諦めてます。サブロッドに持ち替えてしまいます(笑)
苦手な事③
ランディング時の急転・ジャンプなど。
どのロッドでも得意じゃないと思いますが張りがあるロッドだけに軟竿よりも注意が必要。
フッキング~ランディング迄、常に主導権を握る事を心がけましょう!
あまり強気にやり過ぎると口切れしちゃいますけど...
苦手な事④
このロッドの優位性である"軽さ"で問題が...
他のサブロッドの選択が難しいって事と併せるリールの選択が。
釣をしていて他のロッドに持ち替えた時の違和感が大きいのです。(凄く重く感じる)
グリップも同タイプの物って少ないのです。
リールもある程度軽量の物を使用しないとバランスが手元に来過ぎてしまう感が。
私はSHAPEの為に「DAIWA EXIST」を奢ってしまいました(笑)
このタックルバランスは大満足ですけど財布の中身が...よって苦手な事とします。
※注2のグリップの細さも他のロッドと併用する時に問題があります。
24mmって結構細い方であまりないのようです。(廻天なんかも24mm)
TRUSTも27mm仕様(ジャクソン3兄弟と同じ)なので持ち替え時の違和感が...
≪総評 ~ 掛け? 乗せ? ~≫
廻天よりはマイルドですが「掛け」の分類に入るでしょう。
キャスティング・フッキング・ランディングのどれにも共通する事ですがベリーを意識する事がこの竿と仲良く付き合うコツと感じています。
私はトーナメントに出たりしてますが「1匹とのやり取りを大切したい!」ってな釣行の時でもSHAPEを選択してます。要は「自分から仕掛ける事が出来る」、「主導権を握れる」って事が好きなんでしょうね。
どのロッドにも得手不得手があると思いますが私の管釣シーンでは"得手"の部分が圧倒的です。
コストパフォーマンスを無視したインプレでしたがそこを考慮したら更に+ですね。
溺愛してます、シェイプ SHAPE。
おまけ
リール装着時のバランスです。
何の意味があるのか?ですが雑誌などで見かけるのでどうぞ。
①DAIWA EXIST2004(180g)
②SHIMANO旧ツインパワー1000(210g)
<検索Key>
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
SHAPE SP6001UL シェイプ 工房峰岸 TRUST TS6802UL トラスト Studio Minegishi スタジオミネギシ
Posted by goma at 19:00│Comments(0)
│タックル
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