2015年02月02日
ヤリエ キャラウェイ62 インプレ
なら山沼でデビューを飾ったヤリエさんとStudioMinegishiさんのコラボロッド、キャラウェイ62のファーストインプレとなります。
(※その後2回ほど別釣行で使用しています)
この日は前作のBZカスタム62との共演です。
どちらも恰好良いコスメでお気に入りです(^-^)

奥が前作、BZカスタム62
手前が今回発売になったキャラウェイ62
噂の茶芯グリップはこんな感じ。

暗い場所や影の中での雰囲気

明るい場所で見るとシッカリ木目が!
それでは使用感を...
(※その後2回ほど別釣行で使用しています)
この日は前作のBZカスタム62との共演です。
どちらも恰好良いコスメでお気に入りです(^-^)

奥が前作、BZカスタム62
手前が今回発売になったキャラウェイ62
噂の茶芯グリップはこんな感じ。

暗い場所や影の中での雰囲気

明るい場所で見るとシッカリ木目が!
それでは使用感を...
外見の印象などは前の記事を参考にして下さい。
■実際使ってみた!
まず感じるのが軽さ。
これは前作BZカスタム62を凌ぐ軽さです。
ミネギシさんの新作クロノタクトと同レベルの軽さじゃないでしょうか?
ティップセクションのガイドは7個とトラスト62と比べて1個増えています。
しかし先重り感など全くなし!
これは軽量チタンATガイド+トルザイトリングの恩恵です。
それと同時に感じるのが、、、
バットの入り方!!!
トラスト62のシッカリしたバットの雰囲気とは違います。
どちらかというとトラスト60寄り。
トラスト62>キャラウェイ62>トラスト60
レギュラーテーパーのトラスト62、こんな感じでしょうか。
■やわらか過ぎる??
最初はこんな印象も感じました。
しかし良く考えてみたらコンセプト通りとも言えます。
頭からトラスト62のイメージが離れないのが原因でしょうか...
ここで再度コンセプトを勉強してみました。
■キャラウェイ62のコンセプト
ヤリエさんのサイトはコチラ。
抜粋すると...
・リトリーブ感度を高めるためのマイクロガイドセッティング。
・キャスト~リトリーブ時に必要な張りと
バイト~フッキング時に必要なティップの入りを両立。
・ブランクが本来持つトルクをランディング時に最大限利用するための
バットセッティング。
そしてSPEC...
■ルアー :0.3~2.8g
■ライン :0.8~3lb
この情報から読み解くに、トラスト62よりもライトな部分を狙ってるのが分かります。
ヤリエさんのスプーンラインナップで多くを占める~1.8gがメインなのでしょう。
なるほど。
ここが理解出来れば頭も柔軟になります(笑)
まー工房峰岸が絡んだ62レングスとなると、トラスト62が逸品過ぎてどうしても比較してしまいます。
しかし全く同じでは存在意義が無くなってしまいます。
しっかりと別物だという事が理解出来ました!!!
■マイクロガイドセッティング
とはいえ極小では無いので違和感は全くありません。
老眼な私でも難なくガイドにラインを通せるので安心(^-^)
狙いはそんな所じゃ無いと思います^^;;;
「スプーニングにおけるリトリーブ時の感度」
こえに尽きると思います。
実際ロッドを通して伝わる情報は間違いなく増えています。
軽量スプーンだとラインテンションが掛かりずらいですが、それでも伝わる凄さ。
この感覚だけは文章では伝えにくい。。。
トラスト62を使い込んだ人なら直ぐに分かるはずです。
「この感覚をどう活かすか」がキャラウェイ62を使いこなすポイントだと思います。
■曲がるバット
前途したようにトラスト62よりもバットが入るセッティングになっています。
2gのスプーンで釣り比べると違いがハッキリ。
・キャストフィール
・ロッドであわせるフッキング
いずれもトラスト62の方が気持ち良い(笑)
でもコンセプトが違うのだからそれで良いのです!!(だと思います...)
むしろ「リトリーブ感度」を意識した巻き合わせでは、バットに乗る感覚は非常に気持ち良い!!!
フッキング後はキャラウェイ62の真骨頂。
暴れるバットセッティングでは無いのでのランディング時のタメは大満足。
細いラインや低伸度ラインを使っていても、チョットだけドラグを締められるバットですね。
(記事にして段々キャラウェイ62の事を理解してきたw)
■色々なリールやラインを使ってみた!
このロッドで試したリールとラインです。
≪リール≫
シマノ 10ステラC2000S
シマノ バンキッシュC2000HGS
ダイワ 初代EXIST1003
ダイワ TD-Z2004C
≪ライン≫
フロロ:0.8lb~1.5lb
ナイロン:2lb~2.5lb
PE:超々極細
エステル:0.3号
こんな感じでしょうか。
ロッドは使用するリールによってもフィーリングが可也変わります。
開発テスターさんのタックルも確認した所、ほぼ同じような感じでした。
ただ私が使った中で合わなかったのがTD-Z2004C。
重さが理由ではありません。
バットガイドに入るラインの角度がキツ過ぎるのです。
ランディング時は特に感じました。
私ならダイワの2000番クラスはあわせないかなー
■ところで前作BZカスタム62って??
現在の私の使用用途はこんな感じ。
リール:シマノC2000番クラス
ライン:PE/フロロの1.5~2lb
用途:①クラピークラスのクランキング
②放流
③2.8g以上の重めのスプーン
上記セッティングでのクランキングには大満足しています。
今回のキャラウェイ62とは全くかぶって無いので、
前作購入した方でも大丈夫ですよ~(笑)
■キャラウェイ62の使用用途
≪シチュエーション1≫
フロロ0.8lb~1lbを使用した0.5g~1.4gのスプーニング。
スプーニングのメインタックルをトラスト62やセンシティブ(今後はクロンタクト??)として、そのサブタックル。
このパターンは1番多そうな気がします。
≪シチュエーション2≫
エステルラインを使用したくなる状況。
これは今後発売されるクロノタクトのソリッドティップモデルと迷います。
風が強いなど、荒天なら間違い無く、クロノタクト。
ラインフケが多く無い状況ならキャラウェイ62も面白いと思います。
このような状況ならPEセッティングのキャラウェイも楽しそう。
≪シチュエーション3≫
これは憧れの状況。
魚は動くけど絡みつくようなセッティングが必要な時。
ナイロンラインを合わせて絡みつかせながら乗せる!みたいな...
あ~最近まったく経験してないな~
そんな状況。
シチュエーション3は別としてライトラインが必要な状況で使いたいのがキャラウェイ62。
ドラグユルユルが好みでは無いのでロッドに仕事してもらえると楽なんですよね。
オールラウンダーなロッドを求めるならばトラスト62や新作クロノタクトシリーズでしょう。
しかしニッチなシチュエーションをキャラウェイ62で楽しむのも良いかな~
キャラウェイ62は久々にそんな気にさせてくれるロッドです。
■こだわりのセッティング(2/3追記)
ぜひとも記載しなければならない事を忘れていました。
このロッド、塗装にまでこだわったセッティングが施されているのです!
何が?と思うかもしれませんが事実のようです。
≪ティップ側塗装≫
ブランク(カーボン)の凸凹を残した塗装
≪バット側塗装≫
触るとツルツルな塗装
ロッドビルドを行った経験がある方ならわかると思います。
塗装によってもロッドのフィーリングは変わります。
コンセプトの詳細については確認出来ませんでしたが、「意識して変えてる」という事実は確認出ました。
うーん、素人には判らないけどコダワリまくったセッティングのようです...
どんな理由があるんだろ??
■補足
ロッドの説明に「スプーニングを主眼に置いて開発」とあります。
とても心にグっとくる説明です。
ですが先日のなら山沼釣行でクラピーに使いましたが全然イケた(笑)
StudioMinegishiさんの62ブランクスの奥の深さを再認識しました。
あっ、でもキャラウェイ62のコンセプトは忘れないで下さいね。
ファーストインプレのわりに長々とした文章になってしまいました^^;;;
今後使い込んで何か別の印象を受けた時は追記するようにします。
それではまた。
■実際使ってみた!
まず感じるのが軽さ。
これは前作BZカスタム62を凌ぐ軽さです。
ミネギシさんの新作クロノタクトと同レベルの軽さじゃないでしょうか?
ティップセクションのガイドは7個とトラスト62と比べて1個増えています。
しかし先重り感など全くなし!
これは軽量チタンATガイド+トルザイトリングの恩恵です。
それと同時に感じるのが、、、
バットの入り方!!!
トラスト62のシッカリしたバットの雰囲気とは違います。
どちらかというとトラスト60寄り。
トラスト62>キャラウェイ62>トラスト60
レギュラーテーパーのトラスト62、こんな感じでしょうか。
■やわらか過ぎる??
最初はこんな印象も感じました。
しかし良く考えてみたらコンセプト通りとも言えます。
頭からトラスト62のイメージが離れないのが原因でしょうか...
ここで再度コンセプトを勉強してみました。
■キャラウェイ62のコンセプト
ヤリエさんのサイトはコチラ。
抜粋すると...
・リトリーブ感度を高めるためのマイクロガイドセッティング。
・キャスト~リトリーブ時に必要な張りと
バイト~フッキング時に必要なティップの入りを両立。
・ブランクが本来持つトルクをランディング時に最大限利用するための
バットセッティング。
そしてSPEC...
■ルアー :0.3~2.8g
■ライン :0.8~3lb
この情報から読み解くに、トラスト62よりもライトな部分を狙ってるのが分かります。
ヤリエさんのスプーンラインナップで多くを占める~1.8gがメインなのでしょう。
なるほど。
ここが理解出来れば頭も柔軟になります(笑)
まー工房峰岸が絡んだ62レングスとなると、トラスト62が逸品過ぎてどうしても比較してしまいます。
しかし全く同じでは存在意義が無くなってしまいます。
しっかりと別物だという事が理解出来ました!!!
■マイクロガイドセッティング
とはいえ極小では無いので違和感は全くありません。
老眼な私でも難なくガイドにラインを通せるので安心(^-^)
狙いはそんな所じゃ無いと思います^^;;;
「スプーニングにおけるリトリーブ時の感度」
こえに尽きると思います。
実際ロッドを通して伝わる情報は間違いなく増えています。
軽量スプーンだとラインテンションが掛かりずらいですが、それでも伝わる凄さ。
この感覚だけは文章では伝えにくい。。。
トラスト62を使い込んだ人なら直ぐに分かるはずです。
「この感覚をどう活かすか」がキャラウェイ62を使いこなすポイントだと思います。
■曲がるバット
前途したようにトラスト62よりもバットが入るセッティングになっています。
2gのスプーンで釣り比べると違いがハッキリ。
・キャストフィール
・ロッドであわせるフッキング
いずれもトラスト62の方が気持ち良い(笑)
でもコンセプトが違うのだからそれで良いのです!!(だと思います...)
むしろ「リトリーブ感度」を意識した巻き合わせでは、バットに乗る感覚は非常に気持ち良い!!!
フッキング後はキャラウェイ62の真骨頂。
暴れるバットセッティングでは無いのでのランディング時のタメは大満足。
細いラインや低伸度ラインを使っていても、チョットだけドラグを締められるバットですね。
(記事にして段々キャラウェイ62の事を理解してきたw)
■色々なリールやラインを使ってみた!
このロッドで試したリールとラインです。
≪リール≫
シマノ 10ステラC2000S
シマノ バンキッシュC2000HGS
ダイワ 初代EXIST1003
ダイワ TD-Z2004C
≪ライン≫
フロロ:0.8lb~1.5lb
ナイロン:2lb~2.5lb
PE:超々極細
エステル:0.3号
こんな感じでしょうか。
ロッドは使用するリールによってもフィーリングが可也変わります。
開発テスターさんのタックルも確認した所、ほぼ同じような感じでした。
ただ私が使った中で合わなかったのがTD-Z2004C。
重さが理由ではありません。
バットガイドに入るラインの角度がキツ過ぎるのです。
ランディング時は特に感じました。
私ならダイワの2000番クラスはあわせないかなー
■ところで前作BZカスタム62って??
現在の私の使用用途はこんな感じ。
リール:シマノC2000番クラス
ライン:PE/フロロの1.5~2lb
用途:①クラピークラスのクランキング
②放流
③2.8g以上の重めのスプーン
上記セッティングでのクランキングには大満足しています。
今回のキャラウェイ62とは全くかぶって無いので、
前作購入した方でも大丈夫ですよ~(笑)
■キャラウェイ62の使用用途
≪シチュエーション1≫
フロロ0.8lb~1lbを使用した0.5g~1.4gのスプーニング。
スプーニングのメインタックルをトラスト62やセンシティブ(今後はクロンタクト??)として、そのサブタックル。
このパターンは1番多そうな気がします。
≪シチュエーション2≫
エステルラインを使用したくなる状況。
これは今後発売されるクロノタクトのソリッドティップモデルと迷います。
風が強いなど、荒天なら間違い無く、クロノタクト。
ラインフケが多く無い状況ならキャラウェイ62も面白いと思います。
このような状況ならPEセッティングのキャラウェイも楽しそう。
≪シチュエーション3≫
これは憧れの状況。
魚は動くけど絡みつくようなセッティングが必要な時。
ナイロンラインを合わせて絡みつかせながら乗せる!みたいな...
あ~最近まったく経験してないな~
そんな状況。
シチュエーション3は別としてライトラインが必要な状況で使いたいのがキャラウェイ62。
ドラグユルユルが好みでは無いのでロッドに仕事してもらえると楽なんですよね。
オールラウンダーなロッドを求めるならばトラスト62や新作クロノタクトシリーズでしょう。
しかしニッチなシチュエーションをキャラウェイ62で楽しむのも良いかな~
キャラウェイ62は久々にそんな気にさせてくれるロッドです。
■こだわりのセッティング(2/3追記)
ぜひとも記載しなければならない事を忘れていました。
このロッド、塗装にまでこだわったセッティングが施されているのです!
何が?と思うかもしれませんが事実のようです。
≪ティップ側塗装≫
ブランク(カーボン)の凸凹を残した塗装
≪バット側塗装≫
触るとツルツルな塗装
ロッドビルドを行った経験がある方ならわかると思います。
塗装によってもロッドのフィーリングは変わります。
コンセプトの詳細については確認出来ませんでしたが、「意識して変えてる」という事実は確認出ました。
うーん、素人には判らないけどコダワリまくったセッティングのようです...
どんな理由があるんだろ??
■補足
ロッドの説明に「スプーニングを主眼に置いて開発」とあります。
とても心にグっとくる説明です。
ですが先日のなら山沼釣行でクラピーに使いましたが全然イケた(笑)
StudioMinegishiさんの62ブランクスの奥の深さを再認識しました。
あっ、でもキャラウェイ62のコンセプトは忘れないで下さいね。
ファーストインプレのわりに長々とした文章になってしまいました^^;;;
今後使い込んで何か別の印象を受けた時は追記するようにします。
それではまた。
この記事へのコメント
こんばんは~。
インプレを首を長~~く待ったホンゲです。(ノ^^)ノ
流石、gomaさん。自分がわからない領域まで、しっかり見てますね。m(_ _)m
確かにうんうんと、頷ける所が、多いですね。ヾ(^^ )
フロロ1で試したので、次はラ●ラ0.09の超極細PEで試してみたいと思います。
(*´∀`*)ノ
あとは、クロノタクトを現在の5本体制どこに、突っ込むか考えています。
(^_^;)
やっぱり
センシティブ<クロノタクト60Lかな?
なんて考えて鱒。(^_^;)
インプレを首を長~~く待ったホンゲです。(ノ^^)ノ
流石、gomaさん。自分がわからない領域まで、しっかり見てますね。m(_ _)m
確かにうんうんと、頷ける所が、多いですね。ヾ(^^ )
フロロ1で試したので、次はラ●ラ0.09の超極細PEで試してみたいと思います。
(*´∀`*)ノ
あとは、クロノタクトを現在の5本体制どこに、突っ込むか考えています。
(^_^;)
やっぱり
センシティブ<クロノタクト60Lかな?
なんて考えて鱒。(^_^;)
Posted by ホンゲ at 2015年02月02日 20:51
◇ホンゲさん
こんばんは。
いつもコメント有難うございます!
ホンゲさんの使用感も教えて下さいね。
私もまだまだ使い込んでいないので、
新しい発見がありそうな気がします。
>クロノタクトを現在の5本体制どこに
どこでも突っ込んでOKなロッドです(笑)
因みにセンシティブの代わりは無いと思います。
あのロッドは唯一無二です。
こんばんは。
いつもコメント有難うございます!
ホンゲさんの使用感も教えて下さいね。
私もまだまだ使い込んでいないので、
新しい発見がありそうな気がします。
>クロノタクトを現在の5本体制どこに
どこでも突っ込んでOKなロッドです(笑)
因みにセンシティブの代わりは無いと思います。
あのロッドは唯一無二です。
Posted by goma
at 2015年02月03日 00:46

2/3に追記しました。
「■こだわりのセッティング」部分です。
時間があれば目を通してみて下さい。
「■こだわりのセッティング」部分です。
時間があれば目を通してみて下さい。
Posted by goma
at 2015年02月03日 00:47

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